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こんなニュースがありましたが、これって実現したらめちゃくちゃえらいことになると思うんですよね。だって単純に考えて、3年という期間を考慮しても時給が1000円から1300円になるって相当なことですよ。労働者の目線で見たら、今までにないくらいの豪快に攻めた取組みなんじゃないかな、と。

だいたい派遣なら一般職でも1000円前後くらいの時給になるでしょうし、資格が必要な専門職となるとそれ以上の金額となるとさらに恩恵が大きくなるでしょうね。例えばこういった「薬剤師の派遣職」など高度な専門職は、勤務場所によっては2000円から3000円くらいの高時給となることも多く、そこから3割を上乗せする形となると…実際すごい金額です。非正規における労働環境が大きく変化する日も近いんじゃないかと思います。

まだまだ安心はできない現状

ただ、どこを見ても雇う側の人間は狡猾な人も多いので、法に触れない形で(もしくは触れても意に介さず)回避手段を講じるのは目に見えてます。

まだ制度の概要は把握しきれてないのですが、一旦解雇して雇用期間をリセットするくらいの手は使ってくるでしょうからね。あとは、間違いなく雇止めは増えるでしょうし、素直な形で恩恵を受けられる人は少ないと思います。基本的にこの手の制度は、抜け道を塞ぐようには出来てないので。

結局、プレミアムフライデーと同じで、ルールは強制力や罰則が無かったら、誰も守ることはないという話です。「取得する決まり」という体で始まった有給消化だって、何だかんだで使えないという職場も少なくないです。

とはいえ、どこまで効果が期待できるのかは不明ですが、賃金が3割アップするというニュースは素直に朗報なので喜んでいいと思います。指針を通り越して「法」で決まってくれれば、尚のこと期待はアップするんですけどね。